必見!ゲームマニアが解説『スーパー・ニンテンドー・ワールド™』に潜む特選小ネタ集♪
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで大人気のエリア『スーパー・ニンテンドー・ワールド™』。
2021年のオープンから、日本国内だけでなく海外の方も多くの人が訪れ日々大盛況となっていますよね♪
2024年の春には『ドンキーコング・カントリー』という新たなエリアもでき、更に盛り上がること間違いなしです♪
画像出典元:Nintendo公式ホームページ
さてスーパー・ニンテンドー・ワールド™はどんな世代でも楽しめるエリアなのですが、マリオファンやゲームマニアだと更にテンションが上がる小ネタ満載なんです…♥
そこで今回は、『ゲームマニアが解説するスーパー・ニンテンドー・ワールド™に潜む特選小ネタ集』をご紹介いたします!
今からUSJに遊びに行く方やスーパー・ニンテンドー・ワールド™に行ったことのない方、何回も行ったことあるよ!という方も、是非ご覧ください♪
新たな発見があるかもしれません!
目次
1.スーパー・ニンテンドー・ワールド™とは
スーパー・ニンテンドー・ワールド™とは、任天堂が新たな取り組みとして「テーマパーク事業」を進めたいというところから話が始まりました。
そこで手を取り合ったのは、ユニバーサル・パークス&リゾーツ。
ユニバーサル・スタジオを運営する会社です。
画像出典元:電撃ONLINE
パークの着想から「マリオの生みの親」である宮本茂さんが携わり、2021年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、2023年にはユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでオープンされた、スーパー・ニンテンドー・ワールド™。
今後も世界中のユニバーサル・スタジオでオープン予定のコンテンツとなっております!
日本の企業が生み出したコンテンツが、世界のテーマパークの一角を担う…
日本人として、またゲームファンとして、こんなに嬉しいことはないですよね…!
余談:宮本茂さんとは…
ちなみに、上記で宮本茂さんという方のお名前が出たのですが、知らない方の為に軽くご説明させていただきます。
画像出典元:電撃ONLINE
宮本茂さんは、現在任天堂株式会社の代表取締役フェローをされております。
元々はニンテンドーのゲームデザイナーとし数多くのヒットゲームを生み出しており、宮本さんが手掛けたゲームタイトルは以下の通り。
『マリオシリーズ』、『ゼルダの伝説シリーズ』、『ピクミンシリーズ』、その他にも『ドンキーコングシリーズ』や『スターフォックスシリーズ』などなど…
2019年には、ゲーム関係者としては史上初となる"文化功労者"に選定されるほど、ニンテンドーやゲームを語る上で外せない人物です。
画像出典元:ファミ通.com
さらに余談ですが、2023年に公開されコレまた世界中で大ヒットした「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」も、宮本茂さんは制作当初から携われていたそう。
マリオというコンテンツや、エンターテインメントに対するこだわりがすごく感じられます!
2.ワールド入り口
土管
画像出典元:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
スーパー・ニンテンドー・ワールド™の入り口には、ゲストを迎え入れるように『土管』が!
この『土管』はマリオシリーズで必ず出てくるギミック。
土管に入ると違うエリアにワープするのですが、そのギミックを知っていれば「この土管を通れば…!」と察することもできるはず笑
(知っていなくても分かりますよね笑)
ちなみに中に入ると、土管に入ったときに効果音が流れるので、さらにテンション上がること間違いなし…!!!!
ピーチ城エントランス
画像出典元:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
土管を抜けた先には、ピーチ城エントランスが。
こちら結構スルーされがちなのですが、この場所は知っている人からするとテンションが爆上がりするポイントなんです…!
画像出典元:Nintendo公式ホームページ
『ピーチ城エントランス』の元ネタは「スーパーマリオ64」。
Nintendo64で発売された、マリオ初の3Dアクションゲームで、キノコ城とその中にある絵画などの中の世界が舞台となっています。
その世界が、そのまんま再現されているんです…!
壁に飾ってある絵画や、エントランスで掛かっているBGMが「スーパーマリオ64」のまま…!
ゲームを遊んだ世代からすると、思わず涙がこぼれてしまうくらい高い再現度なのです…!
画像出典元:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ここで足を止めて、是非写真に撮ってほしいのが『絵画に飛び込むポーズ』。
というのも「スーパーマリオ64」でのステージ移動方法は、ピーチ城に飾ってある絵画にマリオが飛び込むというもの。
それを再現できるまたとない機会…!
記念写真に持って来いです♪
扉に描かれた文字
画像:筆者撮影
ピーチ城の扉を見ると、絵の具で書かれたゴールデンキノコと「いただいたぞ!」の文字。
これもしっかり元ネタがあります♪
画像出典元:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ちなみに、これを書いたのはクッパJr.。
「パワーアップバンド」というアイテムを購入し、ワールド内にある5つのキーチャレンジに挑戦し、3つの鍵を集めるとチャレンジできるボスバトルの名前が「とりかえせゴールデンキノコ!クッパJr.ファイナルバトル」。
そう、このチャレンジ名の通り、ファイナルバトルのボスがクッパJr.です!
画像出典元:Nintendo公式ホームページ
この扉の文字の元ネタは「スーパーマリオサンシャイン」。
クッパJr.の初登場作品でもあります。
この作品は、南国の島ドルピック島でニセマリオが島中にラクガキをする事件が起こり、マリオはおしゃべりするポンプでラクガキをキレイにしていきながら、「シャイン」を集めていくというお話です。
画像出典元:Nintendo公式ホームページ
実はこのニセマリオの正体は、クッパJr.。
描いたものを実体化できるマジックブラシを使って、ある目的のためラクガキを続けます。
敵ながらどこか憎めず、「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「Newスーパーマリオブラザーズ」など様々な作品で活躍しています。
このことを知っていると、扉の文字を誰が書いたかにもピンときますよね…!
3.アトラクション「マリオカート ~クッパの挑戦状~™」:待機列の小ネタ
画像出典元:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
エリアの奥にそびえ立つ、一際目立つ建物「クッパ城」。
クッパ城の中に入ると、名物アトラクション「マリオカート ~クッパの挑戦状~™」を体験することができます。
子供だけでなく大人も存分に楽しむことができる大人気のアトラクションなので、どうしても待ち時間が長くなってしまいがち…
しかし!
「マリオカート ~クッパの挑戦状~™」の待機列(キュー)にも様々な小ネタが満載なんです…!
待ち時間を楽しく過ごせるように、待機列での小ネタも解説していきますね♪
クッパ城
画像出典元:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
クッパ城に入ると、エントランスには巨大なクッパ像が。
実はこのクッパ城にも元ネタがしっかりあります!
その元ネタとは、「マリオカート」シリーズに登場するレースコース『クッパキャッスル』です。
この『クッパキャッスル』、マリカーで必ずといっていい程実装されている定番コースの1つ。
シリーズごとにギミックや難易度が異なるので、どのゲームを遊んできたかによって印象が変わるはずです笑
(レインボーロードよりは難易度は低い…ハズ)
このアトラクションのエントランスでかかっているBGMも、元ネタのマリカーをプレイしたことある人なら、懐かしい気持ちになること間違いなし。
トロフィー
画像出典元:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
待機列を進んでいくと、トロフィーが飾ってあるエリアに到着します。
このトロフィー、ただのオブジェではありません!
マリカーをプレイしたことある人ならピンとくるものばかり…!
『マリオカート』シリーズをプレイする時、コース選択時に目にするトロフィー。
トロフィーを貰えるカップ(大会)も決まっていまして、写真の左から順番に
- バナナカップ
- このはカップ
- キノコカップ
- スペシャルカップ
- スターカップ
- フラワーカップ
- こうらカップ
- サンダーカップ
と並んでいます。
カップごとにコースが4つ選択でき、またどのカップを選ぶかによって難易度が変化します。
余談ですが、この中で一番難易度が高いのは、スターのオブジェが特徴的な『スペシャルカップ』。
マリカー経験者なら一度は耳にしたことがある有名なコース「レインボーロード」は『スペシャルカップ』の中に入っていることが多いです。
(「マリオカート8」では、「クッパキャッスル」も『スペシャルカップ』のコースでした)
画像:筆者撮影
その奥には、ユニバオリジナルのトロフィーも置いてあります…!
ユニバーサルグループのシンボルである地球儀と、『UNIVERSAL』のアルファベットが輝くトロフィーを見ると、早くアトラクションに乗りたい…!とうずうずしてきちゃいます笑
タイヤやアイテム
画像:筆者撮影
さて、トロフィーエリアも過ぎて更に奥へと進むと、マリカーの準備エリアのような場所にたどり着きます。
そこには、バナナやこうらが書いてある木箱や、様々な種類のタイヤが置いてあります。
マリカープレイ経験者なら、ニヤリとしてしまいますよね笑
画像出典元:Nintendo公式ホームページ
そもそも「マリオカート」のゲームでは、最初にプレイするキャラクターを選んだ後に、カート本体やタイヤ、パラソルなどの組み合わせで、加速しやすさ、ドリフトのしやすさ、重さなどをカスタマイズができます。
アトラクションではカスタマイズできないのですが、まさかの待機列にあるなんて…!
画像出典元:ファミ通.com
さらに木箱に描かれているイラストに注目してみると、「マリオカート」ゲーム内で使用できるアイテムが…!
「マリオカート ~クッパの挑戦状~™」では「こうら」のみ使用できますが、実際のゲームではたくさんのアイテムが出てきます。
踏むと滑る『バナナ』や、使うと音波が発生し周囲のカートを攻撃できる『スーパークラクション』、自身が変身して自動でコースを突き進む『キラー』などなど…
クッパの書斎
画像:筆者撮影
さらにさらに奥へ進むと、緑の大きな扉の上に「KEEP OUT」の札が下がっているエリアに到達します。
足を踏み入れたこちらのエリアは「クッパの書斎」!
ここの小ネタは、もう色々満載すぎて書ききれません…笑
なので個人的に好きな小ネタをご紹介していきますね♪
書籍「ワンワンのしつけ・トレーニング」
画像:筆者撮影
ワンワンとは、マリオシリーズおなじみのキャラクター。
鉄球に大きな目と口、鋭い歯がついていて、後ろにはしっぽのような鎖がついているのが特徴です。
近くを通ると噛み付いてくきて、敵キャラとして手強いイメージですが、『スーパーマリオRPG』というゲームでは、クッパの武器としても登場します笑
そうなると確かにしつけが必要かも…?
画像出典元:Nintendo公式ホームページ
「スーパーマリオオデッセイ」という作品では、なんとマリオがワンワンを操ることも…!
書籍「レッツ!ダブルダッシュ」
画像出典元:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
こちらは大きなクッパの椅子の横に置いてある書籍。
ピーチの写真や書籍「How to talk to PRINCESSES(お姫様と話す方法)」に目が行きがちですが、ゲームマニア的に注目すべきは「レッツ!ダブルダッシュ」!!
画像出典元:Nintendo公式ホームページ
こちらの元ネタはゲームキューブで発売された「マリオカート ダブルダッシュ!!」
マリオカートシリーズ4作品目のこちらのソフト最大の特徴は「2人乗り」ということ。
カートを操作する人とアイテムを使う人を別々に設定できるので、ゲームが苦手・カートの操作が上手くできない人でも楽しく遊ぶことができたのです。
この「2人乗り」というシステムは「マリオカート ダブルダッシュ!!」のみで、後々のシリーズには受け継がれなかったのですが、個人的にどうにかして復活してほしいと日々願っています笑
この本には、ダブルダッシュのコツなど書いてあるのでしょうか…
想像が膨らむばかりです笑
天井に吊るされているオブジェ
画像:筆者撮影
作業台の上にオブジェが吊るされていますが、そのなかでも一際大きなオブジェが。
コチラは「スーパーマリオギャラクシー」にて登場するヘブンズドア!
まさかこんなところで…!!
画像出典元:Nintendo公式ホームページ
他にもクッパ船やキングテレサ、キラー、カメックなど…
ここだけでもお腹いっぱいです笑
他にも、メカクッパやボム兵の製造工程やマリオ達のレーサー服置き場など、見どころたくさん♪
待ち時間も楽しめる「マリオカート ~クッパの挑戦状~™」、アトラクション自体も新体験で何回でも乗りたくなるくらいおもしろいので、ユニバに訪れた際は是非体験してください!
4.ワールドに潜む小さな生物:隠しキャラ〇〇〇〇
さて『スーパー・ニンテンドー・ワールド™』の景観を眺めながら散歩をしていると…
ん?
なんか見覚えのある小さな生物…
あ!!!!ピクミンだ!!!!!!!!
画像:筆者撮影
そうなんです、「ひっこぬか〜れて〜あなただけに〜ついて〜いく〜」という「愛の歌」が有名なゲームのキャラクター『ピクミン』が紛れ込んでいるんです…!
最初見た時は見間違いかな?と思いました…笑
もちろんピクミンプレイ済みの筆者。
事前情報無しで訪れ、見つけたときに思わず2度見してしまいました…笑
このエリアを監修した宮本さんの遊び心に感謝しっぱなしでした笑
赤ピクミン、青ピクミン、黄ピクミンがいて、お花やつぼみ状態になっているピクミンも…
めっちゃかわいい…
ちなみに、お花が咲いたピクミンは、葉っぱ状態のピクミンより移動速度が早い特徴があります!
どうやらいろんなところにピクミンはいるみたいですので、お散歩ついでに是非探索してみてください♪
5.最後に
いかがでしたでしょうか?
スーパー・ニンテンドー・ワールド™の魅力や小ネタは語っても語りきれないくらい、どなたでも楽しめるエリアとなっています!
特に、マリオのゲームをプレイ済みの人はもっと楽しめちゃいます!
USJに訪れる際は、是非この記事を参考にしてくださいね♪