私たちが今できることは?世界が取り組むアパレルロスについて徹底解説!
みなさんこんにちは!Reikaです♡
世界が協力しているSDGsへの取り組み。
企業や政府がおこなうだけでなく、私たちひとりひとりの小さな一歩が現状を変えていくことに1番重要なのです。
今日はそんなSDGsについて、お話をしてみようかと思います♡
アパレルロスの現状
画像出典:環境省「サスティナブルファッション」
ファッション業界はきらびやかな世界に見えても、実は化学燃料につづいて汚染量が多い業界とされています。
1年間に世界で販売されるお洋服はなんと40億着以上!
日本で作られるお洋服は29億着!
そして更に驚きなのは、その半分以上の15億着は廃棄処分されているとのこと。
日本から遠く離れたチリ。アタカマ砂漠をぬけた先。
画像出典:NHK「WEB特集 着られなくなった衣服の“末路”とは…」
世界各地で売れ残った商品や古着が10万tも積み上げられ、巨大な山になっているのです。
衣類は化学繊維が使われているので、そのまま焼却はできず、港に持ち込まれたものの内、処分に困った一部がこうして山となって積み上げられていくのです。
環境汚染だけでなく労働問題など、アパレルロスが引き起こす様々な事態が問題視されています。
2020年、パンデミックが起こり、人々の買い物に対する意識や方法も変化してきました。
パンデミックの間は新しいお洋服を買っても出かける機会が奪われていたことで購買回数が減り、買ったものでも結局クローゼットの奥に眠ってしまうことが多くなっていました。
しかし、状況は変わり自由に出かけられるようになった今。
オンラインショッピングが主流なことに変わりはありませんが、お買い物に出かけたり友達や恋人とディナーに行ったり、“目的”を持ったお買い物をされる方が増えたようです。
閉じ込められた世界から解き放たれたことで、人との繋がりを積極的に求めるようになったのだとか。
「大量生産・大量消費」の時代から「良いものを長く着る」という時代へと変化してきています。
世界での取り組み
画像出典:STELLA McCARTNEY「サステナビリティ-Vegea」
人々の意識や買い物の仕方が変わり、世界中のブランドでもエシカルに合わせた動きがたくさん見られています。
STELLA McCARTNEYは、2001年の創立当初より動物由来のものを使用しないエコなブランドを宣言しています。
そして近年は、100%循環可能な資源で出来たラインも発表!
廃棄されたプラスチックな魚網から成る再生ナイロン「ECONYL」を使用したパーカー。
アディダスとコラボして100%消費者から提供された廃棄物で作られた繊維「NuCyul」を使用したフーディー。
ぶどうの廃棄物から作られた人口皮革やきのこから作られた繊維など、多岐にわたって再生資源を利用したファッション作りに取り組んでいます♡
その他、大手ブランドのエコフレンドリー取組みの一部は、阪急百貨店うめだ本店7階でも感じることができるので、皆さんもぜひ足を運ばれてください♪
Chestyでの取り組み
画像出典:2024月1月26日筆者撮影
Kobe Only Shopでは2024年、「Chesty Ethical Project 2024」と名付けて様々な取り組みをしてまいります!
年始1/3からは、お客様が大切に着てくださったお洋服を回収しリサイクルする企画をスタート☆
リサイクルアイテムをご持参いただいたお客様には、当日のお会計から¥500OFFさせていただいております。
店頭には、リサイクル資源で作られたBOXを設置!
お客様とお洋服のストーリーを聞きながらお洋服をお預かりすることは、とても楽しく、大切な時間です(^^)
そしてまた、私も消費者のひとりとして、大切に長く着ることを実践していきたいと思います。