日本語日本文化学科卒業、日本文化好きのTomomiが、都内の日本庭園が素敵なホテルをご紹介します。

ホテルニューオータニ(東京)

1961年東京オリンピック開幕前、国内外の賓客をお迎えするため、国からの要請を受けて誕生したホテルニューオータニ。今年開業60周年を迎えます。江戸城外堀に囲まれた、広さ約１万坪もある大きな日本庭園があります。四季にあわせていろんな花が咲きます。今の時期は、全19種類58本ものそれぞれ開花時期が違う桜が咲き、長い間お花見を楽しむことができます。

今年はなんと、夜桜ライトアップを初開催しています。桜色にライトアップされた日本庭園は、幻想的でとても素敵です。都心とは思えないほど、日本情緒に溢れています。

ザ・メインエントランスのロビーには、季節を表現した草月流の生け花がお出迎えしてくれます。今の季節は桜になっています。

ラウンジからは、日本庭園を全面のフルウィンドウで鑑賞しながらお食事ができます。ホテル内からも日本らしいおもてなしを堪能できる特等席は、贅沢ですよね。

ホテル雅叙園東京

1931年本格的な料理を気軽に食べ、味だけでなく目でも楽しんでいただけるようにと、壁画などの装飾にこだわって誕生したホテル雅叙園東京。館内には700点以上の芸術作品が飾れていて、日本美のミュージアムとも呼ばれています。

お庭には8mの滝があり、色とりどりの鯉が池に集まり、とてもホテル内とは思えない風景が広がっています。風水スポットとしても人気があります。

New American Grill “KANADE TERRACE”では、ティースタンドがリニューアルされたさくらアフタヌーンティーがいただけます。舞をイメージした扇形の3段プレート。日本画装飾として扇は館内に多く飾られていて、雅叙園にぴったりなスタンドとなっています。

日本の春の情景を表現したスイーツ、ドリンクも桜フレーバーとなっていて、春を満喫できます。英国風のアフタヌーンティーが定番ですが、和を感じられるアフタヌーンティーも雰囲気がガラっと変わり楽しめます。

いかがでしたか？
日本の伝統的な庭園は、池を中心に曲線を描くような左右非対称に構成されているのが特徴になります。その土地を生かし、自然石や四季を鑑賞できるように造られます。宗教、思想など大陸からの影響を受けて変化してきた庭園は、和洋まざり合いながら一体化してきた日本の美意識を感じられる空間になっています。ぜひ足を運んで日本の美を感じてみてください。
【location】
ホテルニューオータニ(東京)
東京都千代田区紀尾井町4-1
https://www.newotani.co.jp/tokyo/

ホテル雅叙園東京
東京都目黒区下目黒1-8-1
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/
【styling】ホテルニューオータニ(東京)
・チェーントリムニットジャケット
・スプリングジャガードスカート
ホテル雅叙園東京
・ミモザワンピース

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