春の訪れと共にやってくるアレ…。今や「国民病」とも呼ばれるほど、多くの人が悩まされる花粉症。スギやヒノキが代表的ですが、アレルギー反応を引き起こす花粉はなんと50種以上もあるそうです！花粉症になると目の痒みや鼻水、くしゃみなどが引き起こされ、本当に辛いですよね。今回は基本の花粉症対策のほかに、ワセリンを使った花粉対策についてもご紹介します♪

つらい「花粉症」その原因は…

花粉症とは、花粉が原因となって起こるアレルギー性疾患の一つで、季節性のアレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎などの総称です。花粉が目や鼻、口に入った際に、体が異物と認識し、その異物を排除しようと過剰に反応することで花粉症の症状が引き起こされると考えられています。主な症状はくしゃみや鼻水、鼻づまり、目や喉の腫れやかゆみなどです。症状が重くなると、湿疹などの肌荒れがおきたり、咳や頭痛など風邪に似た症状を伴うこともあります。花粉は、地域によって飛散時期や種類が異なります。春先にピークを迎えるスギやヒノキをはじめ、初夏の北海道ではシラカバ、秋にはブタクサやヨモギ…など、一年を通してさまざまな花粉が飛散しています。

基本の花粉症対策

花粉症対策で一番大事なこと、それは”花粉から離れる”ことに尽きます！まずは、薬などは使わずにできる基本の花粉症対策2点をお伝えします！

マスクやメガネを着用する

大定番ですが、マスクやメガネを着用することはシンプルに効果抜群です◎マスクは鼻から花粉を吸い込むのを防いでくれます。また、メガネは目からの花粉の侵入を防ぐのに効果的です。普通のメガネの場合は、風の強い日は隙間から花粉が入って効果が落ちてしまうので、専用の花粉症用メガネをかけるのもおすすめです☆眼鏡なしの場合と比べると、花粉症用のメガネを着けると花粉の付着率が1/3になったというデータもあるそうです♪

花粉をしっかりと落とす

外から帰ってきた時に花粉を家に入れないこともポイントです。花粉が付着しにくい素材の洋服を着ましょう！例えば、ポリエステルやナイロン、革などの素材の服がおすすめです☆ウール系など起毛素材の服は、花粉をたくさん取り込んでしまうため、この時期には不向き…。
帰宅した際に、玄関前でアウターについた花粉を落としておくと良いでしょう♪この時に、手ではたくと花粉が舞ってしまうので、コロコロやハンディクリーナーを玄関に常備しておくと良いですね。

ワセリンで手軽にできる花粉症対策

ワセリンはよく保湿剤として活用されますが、使い方を工夫すれば花粉症対策にも効果的◎目や鼻の周りに塗るとワセリンの油膜が花粉をキャッチし、花粉の侵入を阻止してくれるでしょう♪次でワセリンの選び方や塗り方のコツ、おすすめのアレンジをご紹介します。

ワセリンの選び方

ワセリンは、天然成分である石油を精製して作られた保湿剤です。ワセリンには2種類あり、精製度が低く安価な”黄色ワセリン”と、黄色ワセリンをさらに精製した”白色ワセリン”があります。今回は、目や鼻などの顔周りに使用するため、刺激が少ない白色ワセリンを使うのがおすすめです。敏感肌の方は、白色ワセリンの中でもより精製度が高く、防腐剤や香料が含まれていないものを選ぶと安心です。

ワセリンの塗り方やコツ

ワセリンを塗る際は、手を洗ってから清潔な状態でワセリンを指に取ります。目の周りを一周するようにまぶたと目の下に塗ります。少量でも保湿効果が高いので、薄く伸ばし広げてくださいね♪その際、ワセリンが目に入らないように気を付けてください。鼻の下に塗る場合も同様です。指の腹で優しく塗布し、少し指圧をかけるとマッサージ効果もありますよ◎

おすすめのワセリンアレンジ

ワセリンに好みのアロマを加えるのもおすすめです♡ほんのりと香るアロマを楽しみながら花粉をガードできるなんて一石二鳥！アロマにはそれぞれの香りが持つ効能があるので、好みの香りでリラックスしながら花粉をブロックしてくれますよ♪おすすめの香りは、粘膜の炎症を抑えるとされるティートゥリーやペパーミント、カモミールです。鼻の通りを良くしてリフレッシュしたり、目のかゆみや炎症を和らげる効果があると言われています。お気に入りの香りを見つけて、自分だけのワセリンを作るのも楽しみの一つですね♪

まとめ

いかがでしたか？今回は花粉症に悩む方必見のワセリンを使った花粉症対策をご紹介しました☆マスクやメガネでの基本の対策のほかにプラスして、ワセリンを活用した花粉症対策をお試しください♪今回の記事が花粉症の症状軽減に繋がれば幸いです。